これまで、「安心成分の虫除け」を求める飼い主さんへの
【蚊・ノミ・ダニ対策】として、 「インドの虫よけ」 を提供しておりました。
しかし、有効成分が天然成分のため、効果があまり感じられない
ケースもあることがわかりました。
特に、ノミ・ダニは病気を媒介する事もあり、
今までよりもノミ・ダニに対しての忌避効果を高めたいと考え、
メーカーさんと何度も試作を重ねました。
そして、ようやく納得のいくものが出来上がり、新しくなって帰ってきました!
「ノミ・ダニへの忌避効果を上げる」ために行き着いた答えは、
「ノミ・ダニ対策と蚊対策とでは、ベストな配合が異なる!
それぞれの忌避効果を高めるためには、1本では作れない…」という事でした。
そこで、「それぞれの虫への忌避効果を最大限に高める」ことを重視し、
「蚊対策」には今まで入っていなかった有効成分をプラス、
「ノミ・ダニ対策」にはペパーミントの配合量を増やして
それぞれの虫への忌避効果をUPしました。
天然成分のため、薬剤と同等程度の虫除け効果を期待する方は、
薬剤をご使用ください。
また、インドの虫よけだけではフィラリア症の予防が十分にできるとは言いきれません。
フィラリア症の予防は、薬などで確実にされることをお薦めします。
ハインリッヒ・シュミッター博士(Dr. Heinrich Schmutterer )というドイツ人科学者が、
1959年にスーダンでイナゴの大襲来に遭遇しました。
ありとあらゆる全ての野菜や樹木がイナゴに食い尽くされた光景を目の当たりにしたその時、
わずかに緑の木が残っているのを見つけました。
その木が 『ニームの木』 だったそうです。
その後、1962年にニームの抽出物に害虫予防効果のあることが学会で発表され、1968年には
その有効成分の一つが「アザディラクチン」という成分であることが確認されました。
ニームは、古くからインド伝統医学アーユルヴェーダの薬として有名で、万病に効く民間医薬として、
皮膚病、解熱、泌尿器官の病気、糖尿病などのさまざまな病気に使われ、『村の医者』と呼ばれるほどでした。
小枝を解してブラシ状にして歯磨きにも使ってきました。
また、4000年以上にわたり人間や動物に広範囲に利用されており、食事のスパイスにも使われている
安全な植物です。
急性毒性の指標である LD50 値(試験動物の半数を死亡させる用量)
塩: 4,000mg/kg BW,Rat
ニーム: 12,500mg/kg BW,Rat
砂糖: 29,700mg/kg BW.Rat
「インドの虫よけ」に使用しているニームは、特許製法により抽出された純度100%の
アザディラクチンのみを使用し、マイクロカプセル技術により安定化させています。
マイクロカプセルの効果により、有効成分がゆっくりと出て来ることで持続時間が長くなります。
ニームオイルや、アザディラクチンを人工合成しても薬効が小さいことが
わかっています。
そこで「インドの虫よけ」は、昔ながらの方法でニームの実を絞って取り出したものを使用しています。
ご使用前に容器を軽く振ってください。
- 全身にまんべんなくかかるように、スプレーしてください。
- 毛がしっとりするぐらいが最適量です。
- 離れたところより噴霧しますと、確実に塗布できない場合がありますので身体の近くから噴霧してください。
もちろん、飼い主さんも使えます!
- ≪忌避効果を重視する場合≫
- 2種類が極力混ざらないようにご使用ください。
- 手にスプレーした液財を部分的に塗布してください。
- 忌避効果が感じられない場合は、塗布量を増やしてください。
- ≪使い勝手を重視する場合≫
- 2種類それぞれをまんべんなくスプレーしてください。
- 忌避効果が感じられない場合は、塗布量を増やすか、2種が混ざらないご使用方法をお試しください。
- 離れたところより噴霧しますと、確実に塗布できない場合がありますので身体の近くから噴霧してください。
長く保管する場合は、できるだけ冷暗所に保管して下さい。
長時間放置すると、変色・沈殿する場合がありますが、効果に影響はありません。
昨年、蚊の忌避効果を上げるために入れた、ヨモギ・ドクダミ・緑茶抽出物・朝鮮人参の成分が沈殿し固まるという現象が発生しました。
製品になんら問題はございませんが、ノズルのつまりの原因にもなるため、この現象が改善できるまで販売を見送ることといたしました。
毎年、ご愛用くださっている皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願いします。
蚊対策と比べると若干忌避効果は落ちますが、ノミ・ダニ対策用でも蚊に対する忌避効果は認められておりますので、 【ノミ・ダニ対策用】をご利用ください。