食べ物を消化するには、マラソンをするよりもエネルギーを消費するという
報告があるくらい、実はたくさんのエネルギーを使うんです。
ですから、自然界で生きる動物たちが体調を崩した場合、葉っぱを食べて、
食べたものを吐き出し、断食して体を浄化しようとします。
つまり、具合が悪いときは消化にエネルギーを使わずに、
その分のエネルギーを治癒にまわすことが、
早く元気になるポイントなんですね。
でも、そのことはあまり知られていないので、ペットが体調を
崩すと無理矢理ごはんを食べさせて、さらに体に負担を
かけてしまうことも…
「風邪をひいたときは栄養のある食事をしっかり食べよう」
と教えられたからかもしれませんね。
もちろん、愛情あってのアドバイスだったのですが…
病気のときは、ごはんを控えて治癒に集中し、早いところ治す
のが一番!
とは言っても、病状が長引いて、なかなか治らない場合は、
治癒に使うべき体力も落ちてしまいます。
そんなときのために、「消化をしないでも吸収することができて、
ちゃんと体力をつけられるものがあれば…」と須崎恭彦先生が探し、
やっと見つけたのが「栄養スープの素」なんです。
- 体力をつけてあげたい。早く元気になってほしい。
- 胃腸などの病気の回復期に。
- いつものごはんに風味をつけられる安全なものがほしい。
- 断食は心配だけど、身体を浄化させてあげたい。
- 美味しそうな匂いがするスープなので、食欲のない子や
固形物を食べられない子でも食べやすいです。
- ドライフードにかけてふやかしたり、おじやなどの
手作りごはんのダシとしても便利です。
「栄養スープの素」には決まった給餌量がありません。
目安としては、大さじ山盛り1杯(10g)を150~200ccのお湯や水に
溶かして与え、ペットが好きな濃度を探してください。
飲んでくれない場合は濃くしても良いですし、もっと薄くても
構いません。